第1弾はMade by Titanium

はじめに手がけたのは、
Titanium製のグリルスタンド。


チタンは軽量、高強度、抗菌力が特徴。
Benny’s outDoorでは自社で設計を行い商品を見直し、徹底した「対応力」を追求したグリルスタンドを作りました。

3方向に取り付けられたチタン製風防スタンド、延焼防止トレー、金属製のネットを使い分けることにより、1機種ながら4種類のグリルと2種類の焚火台として使用可能です。初心者でも扱いやすくベテランにも愛用頂け、災害など必要な時に必要な場所でしっかり対応する。

“サバイバルギア”という一つ上のグリルで
アウトドアをさらに楽しくしてみませんか?

① 求めたのは対応力。どんな状況下でも、欲しいに答える形状とパーツ

② とことん遊び倒しても、非常時にはいつでも使える強度と軽さの錆びないチタン製

③ コンパクトだけと横幅70cm広さがもたらすゆとりある贅沢な空間

大きさ、軽さ、用途、環境、使い勝手、メンテナンス、保管。

アウトドアではもちろん、災害時での運用を考慮し「扱いやすく」「状況を選ばず」「頑丈で」「しっかり」のチタングリルです。

※注意※
バーナーなどで局所的に加熱しますと伸縮が発生し、その結果大きく変形する可能性があります。
独自に皮膜模様を付ける事は推奨しておりません。

多彩で頑丈な稼働部位による様々な形態

「出来合いのものではないオンリーワンのサバイバルギアを…」

掲げたコンセプトに妥協しないカタチを求め試行錯誤をくりかえしました。

↑ 初期試作品の燃焼テストと負荷テストの風景

昨今の不安定な状況や災害発生を見据え、
特別な何かではなく用途のすきまを抑える優れた対応能力を持たせる事に注力した自社設計だからこそ、
いまさらグリルを作る事に大きな意味がありました。

※当アイテムはエッジの処理を行っていますが、お取り扱い時は安全のために手袋の装着を推奨しております。

近年のキャンプブームにより
様々なキャンプギアが誕生しました。
機能性や多様性を追求したもの。
オシャレでカワイイ個性派なもの。
料理や焚火といったシーンに特化したもの。

「特化では用途が狭まり、多機能では対処できない。小さすぎない。重すぎない。」
他を否定すること無く キャンプの本質部分 で満遍なく役に立つ。

最初のギアになってくれるもよし。
セカンドギアになってくれるもよし。
災害用と眠ってるだけのアイテムに成り下がらない。

いざという時に、
必要な時に、
真価を発揮する。
そんなお役に立てる対応力満載のグリルをいかがでしょうか。

チタングリルとご一緒にいかがですか

試作品が出来上がり、燃焼実験の段階でふと気付いた事がありました。
こちらは実験中の画像になります。

残った灰の量が少ない為、後片付けは凄く楽。
ゴミの量も少なくて済みます。
キャンプサイトなどではゴミは全てお持ち帰りな事が多いので、とても助かりそうです。
ステンレスメッシュのロストルがとても燃焼効率が良く、綺麗に最後まで薪を燃やし尽くしてくれます。

※右側の鉄板は着火用のトーチバーナーで局所的に熱した実験で変形を起こしています。

チタントレーには1cmの高さの足が付いている為
卓上でご使用の際のテーブルでの熱の影響を最小限に抑える構造となっています。
これについてどの程度の効果があるのがご質問を頂き、検証しました。

ご覧の通りチタングリル使用時のテーブルに影響する温度は、注水した場合が圧倒的に低い温度となりました。
灰の飛散抑制にもなりますので、卓上でご使用の際には注水をお勧めします。

尚、検証実験の環境は以下の条件で行いました。
気温25℃、無風、なら薪30cm使用。
木製テーブル使用。
開始表面温度、20.4℃。
熱がこもりやすい条件で、プレートを風防で網上にダッチオーブンを乗せています。
熱源約600℃を1時間維持。
1時間に使用した薪は2本(薪割で細くしています)

※遮熱効果の検証実験では薪を使用しましたが白炭(備長炭など)の場合は、
10%~20%ほど温度が高くなることをご考慮下さい。

ステンレスメッシュの耐久性についてお問い合わせを頂きましたので、ご報告します。

<テスト条件>
燃料 薪
燃焼テスト3回に1回、たわしでの洗浄
4つに折りたたむテストを5回
平均3時間の使用で80回使用

¥1,000前後で販売されているメッキ製のメッシュに比べると高い耐久性がありますが、
収納の際には折りたたまないようお願いします。
折ったり伸ばしたりを繰り返しますと、金属疲労で破れやすくなってしまいます。
燃焼テストの際に5回程折りたたむテストも行い、破れがないことを確認しましたが
出来るだけ折りたたまないようにお願いします。
梱包の際も、折りたたまずチタントレーに敷いた状態にしています。